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The crew2/ザクルー2【レビュー】どこで何をしてもいい。アメリカでのカーライフシミュレーション

マップは広く、飽きずに楽しみたい。そして出来ればカスタムが豊富なのがいい。

そんなワガママな筆者の条件を全て満たした作品が「ザクルー2」でした

結論から言ってしまうと、「何をしても自由。アメリカを舞台としたカーライフシミュレーターがやりたいならこれしかない」といった作品です。

詳しいことはレビューにて書いていこうと思います。それではどうぞ。

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The crew2/レビュー


開発元・販売元 Ivory Tower・ユービーアイソフト
対応ハード PS4/5、XBOX ONE(Series X/S)、PC

2018年に発売された本作は、発売年こそは古さを感じるものの、2022年の現在でも追加アップデートが行われており進化を続けています

また発売された当時は酷評も多かった印象がありますが、それらは全てアップデートにて解決されたため、今一度レビューをし、このゲームの素晴らしさを伝えることができたら嬉しいです。

車のカスタマイズで自分らしさを追求

まず本作で特筆したい点はこれ。

なんと言っても、車(バイク)のカスタマイズ性が非常に高いです。正直、クルマ好きとしてはこの“ちょうどいい”カスタマイズ性には惹かれるところが多くありました。

例えば、みんな大好きエアロパーツ。何十種類から選ぶことができて自分の好みに合ったモノにすることができますし、

エアロ以外にも「ボンネット」、「フロント&リアバンパー」、「フェンダー」、「リム」、「スカート」、「サイドミラー」 、「内装」等を自由にカスタムすることが可能なんです。

個人的には内装の色も変えれることに驚いた。すごい……
内装はここまで詳しく変えられる

また、珍しいことに車高を変えたり、タイヤの種類を変えることもできますし、ちょこっとだけある「飛行機」や「船」も同じようにカスタム可能ですよ。

もちろん車をカスタムすれば、走行中のフィードバックも変わるので「お、これは運転しやすくなったな」とか「もうちょいカスタマイズするか」などと、

カスタムによるフィードバックを感じることができるのも魅力的。

改造前
改造後。もちろん一つ一つ変えられる

本作には人気のリバリー機能も搭載されているので、自分でデザインを作ったり人気トップ100からインターネット上で公開されたカッコイイ・可愛いデザインを選んで自分の車にダウンロードすることも可能です。

カスタムして、リバリー機能を利用したシビックTypeR


豊富なカスタマイズ性でゲームならではの体験を生み出しているのが印象的。


アメリカ全土が舞台。何をすれば良いのかは全てプレイヤー次第

全部行けちゃう

本作のマップはアメリカ全土が舞台となっているので、サンフランシスコやニューヨーク、シカゴなどの有名都市を走ることができますし、

なんとあの「自由の女神」や「ナイアガラの滝」、「ラグナセカサーキット」などの観光ロケーションも見れます。

実際のアメリカと広さを比較すると、スケール的には1900分の1なのですが、ぶっちゃけそのスケールにしても広すぎますし、とてもじゃないですが1時間ぐらいではマップ一周は不可能ですね…w

それぐらい広いですし飽きません。


というか、実際のアメリカはどれだけ広いんだよって感じですw


天候は「晴天」「曇り」「雨(大雨)」「雪」「豪雨」の5つとなっており、乗れる乗り物はクルマが中心ですが、ちょこっとだけ飛行機と船を操縦することも可能です。

自宅から景色を撮影してみた

まぁ基本はカーライフシミュレーショターという位置付けなので、飛行機や船はあまり必要ないと感じるのも事実ですが、アメリカ全土が舞台であるからか、飛行機に乗って上からアメリカを眺めるのは意外と楽しかったりします。

また、高いところ(山など)を登ると、たまにジャンプ台が設置されているのですが、ニトロを使って素早いジャンプをした時の爽快感はたまらない…。

是非とも自身の目でザクルー2のアメリカをドライブしてほしいなと思います。オンラインでは様々なドライバー(対人)がいますが、彼らは優しく一緒にドライブしてくれたりもしますよ。

グラフィックは良くも悪くもない

そして気になるグラフィックに関してですが、うーん。これに関してはめっちゃいい!というわけでもないし、めっちゃ悪い…っていうわけでもないので評価が難しいところではあります。

というのも筆者はPC版を遊んでいるのですが、何故かグラフィックがめっちゃ良い時と普通な時があるので、一概に「美しい」とは言えないんですよね(もしかしたらビデオ設定がだめ?)

ただし、フォトモードのグラフィックは非常に良いですよ。どの車も見栄えがしますし、かっこいい・美しいと感じる写真を残せます。

だからずっと写真を撮ってしまうのはプレイ済みの方ならわかってくれるはずw

マウンテントラックで登山
飛行機で雪雲の中に突っ込んでみる
路面が凍結したサーキットは危険

お金稼ぎが苦行だからこそ慎重なクルマ選び

もちろんこれら以外のメーカーもありますよ!

本作はクルマを買うためにお金稼ぎをする必要があります。

これはザクルー2に限らず、フォルツァホライゾンやニードフォースピードなどの他ドライブゲームも同じ過程を踏む必要があるので気にならないと思いますが、評価をする人の中には「お金稼ぎが苦行すぎる」と思う方もいるそうです。

確かに、本作のお金稼ぎは何度も何度もレースに挑戦しなければお金が手に入らない仕組みになっており、しかもそのレース難易度も結構高めに設定されています。(後ほど裏ワザ紹介)

なのでこの苦行なお金稼ぎを不満に思う方がいるのも仕方ないと思いますが、筆者の個人的な意見としては十分にアリだなと感じました。

何故なら、せっかく高いカスタマイズ性があるのに、ポンポンと車が買えてしまったら1つ1つの車の価値が多いに下がってしまう可能性があるからです。

よくよく考えてみてほしいのですが、いくらゲームとは言えど快適性だけを求めて簡単にクルマを買えてしまっていいのでしょうか

たくさんの努力があってこそ、その車に対して愛着を持ちますし大事にしたいという気持ちが芽生えるのではないか、と筆者は思います。

だからこそ筆者としては、このお金稼ぎが苦行なポイントはアリだと言えるのです。実際、このザクルー2で買ったシビックS2000(自分はホンダ好きですw)は全て大事に運転するように心がけていますし、

「あ〜買ってよかったなぁ」というような気持ちがどのレースゲームの中でも1番に感じています

長期アップデート運営が素晴らしい

地味なポイントではありますが、長期にかけてアップデートをしていく運営方針は素晴らしいです。

実際、2018年に発売された本作ですが、なんと2022年の現在までもアップデートが続いており、最近は待望のタクシーや荷物を運んでお金を得たりすることができるようになっています。

近年のドライブゲームにおいては、アップデートが2年,長くても3年が限界となっており、あとは新作が発売されるような仕組みとなっているのですが、

このザクルー2は現プレイヤーのため定期的なアップデートを行なっていることは非常に好印象です。

ですから、発売当時の2018年に批評された内容はだいたい解決していますし、逆に当時と比較すると、もはや「ザクルー3」と言ってもいいのではないかと思うぐらいに良くなっていますね。

ガードレールが硬い

あとこれも地味なのですが、ちゃんとガードレールが硬いのはGOODです。

というのも、筆者がドライブゲームの目玉でもあるフォルツァホライゾンをやった時、いつも思っていた問題の1つとして

ガードレールがすぐ壊れるのはリアルさに欠けている」というのがあって、これはどうしても改善してほしかったポイントでした。

しかしこのザクルー2はちゃんとガードレールが硬い!笑

いや〜素晴らしいですね。本当に地味なことですけど、個人的な感想で言えば「よくやった」っていう感じですw

悪いところ・微妙なところ

レース難易度が高すぎる

良いところで「お金稼ぎ」について触れた時に、同じく触れたことですが、本作はクルマにおいてのレース難易度が非常に高いです。

自分で言うのもなんですが、筆者はブロガーでもあり、いちゲーマーなのでゲームの腕に関しては結構な自信があるのですが、、CPUくん…強いね君…。

具体的に言うと、例えばカーブの時。プレイヤーは減速してインにつかないといけないのに対し、CPUは減速せずともインにつくことを可能としプレイヤーを颯爽と抜いていきます。

そして一度でもミスると体感的な難易度はベリーハードモードです。距離によってはもう追いつけません。早すぎる。


もうこりゃあ無理だあぁあ

大丈夫。まだ解決策はある!!


クルマのレースは確かに難易度が高いです。しかし、本作にはありがたいことに飛行機や船があり、それらのレースも用意されているので筆者はそれらをやってお金を稼いでいきました。

オススメは青丸のところ。乗り物は飛行機なのですがレースではなく、ただただアクロバティックを3分決めればそれなりのお金をゲットできるので、購入したら序盤はこれをやりましょ。

ヘッドライトは機能していない

これは前作から変わらない点ですが、相変わらずヘッドライトの光量が低めです

実際は夜に走っていても、全体的に明るめになっているので支障は生じないのですが、ヘッドライトが明るくないと安心感がないというか…。改善してほしいところではあります。

まとめ|唯一アメリカ全土を舞台としたカーライフシュミレーター

正直クルマ好きの自分としては、豊富なカスタマイズ性、広すぎるほどのアメリカ、長期的に行われているアップデートのどれをとっても満足いく作品となっていて、

2018年に発売された時よりも全てにおいてパワーアップしており、当時書かれていた不満点は感じませんでした。現時点においてはそこまで酷い作品ではありません。

自由にドライブしてもよし、峠道のドリフトを極めるのもよし、なんならサーキットへ行ってタイムを極めるのもよしです。アメリカを舞台とし、車好きがこれほどにまでそそるカーライフシミュレーターはザクルー2だけだと思います。

まだまだアップデートもあるので、暇つぶしや観光目的のために買ってみてはどうでしょうか?きっと楽しめると思います。

それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。