突然ですが、皆さんは「ゼノブレイド2」というゲームを知っていますか?
全世界で200万本以上売り上げ、翌年にはDLCも販売。2020年にはスマブラSPに参戦し大きく話題となったゲームです。
しかし、“知ってはいても一体どういうゲームなのかが分からない“という方が多くいるのではないでしょうか。
実際、筆者の周りにいる友達やゲーマー仲間も「ゼノブレイド2なぁ…やってみたいけどよく分からないんだよなー」と思っているそうで、いまいちピンときていない様子。
私としては「死ぬまでに一度はやってみてほしい!」と思うほど素晴らしいゲームだと思っているのですが、
知らない方たちにとってはどんなゲームなのか、魅力について知りたいですよね。
中にはゼノブレイド3が前倒しで発売することを知って、購入を迷っている方もいるかもしれません。
というわけで今回はゼノブレイド2をこよなく愛する筆者が、このゼノブレイド2に秘められた魅力について語っていこうと思います。
正直なところ、ゼノブレ2という作品の全てを知ってもらいたいので悪いところも含めて皆さんにお伝えしたかったのですが、
今回は“魅力”にのみフォーカスを当てる方向で記事を作成したので申し訳ありませんが、伝えない方向でご了承ください。
それではどうぞ。
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ゼノブレイド2を今からでもすべきと言える魅力とは何か
音楽のこだわりが非常に高い
「ゲームの魅力なのに、最初から“音楽“を紹介するの?」と思った方もいるかもしれませんが、
この音楽という点は素晴らしい本作でも、とりわけ優れた点であるので、まずは是非とも特筆させてください。
本作「ゼノブレイド2」はフィールドを歩いている時・戦闘中の時・ムービー中の音楽、どれをとっても本当にハイクオリティーなんです。
まぁそう言っただけでは「う、うん」と思うだけかもしれませんが、冗談抜きで凄いんです。
どれくらいの凄さ(クオリティー)かというと「ゲームのBGMなんてそこまで重要なのかな?面白かったらなんでも良くない?」なんて思っていた筆者が、このゼノブレイド2をプレイ後には
これからはどれだけ良いゲームでも“音楽“が良くなかったら星4までの評価にしよう
と思うほど、本作の素晴らしい音楽によって、持っていた意見や意思がガラリと変わったんですよね。
それぐらい音楽とゲームの密接がいかに重要なのか、そして音楽が良くなければどんなゲームでもダメになることをゼノブレイド2は私に教えてくれました。
壮大であり、美しい。かつ心を揺さぶるような熱さを持っているのは本作の音楽だけだと筆者は思います。
もちろんオーケストラの曲は全て生音での収録。オーケストラでなくとも、弦楽器が1つでも使用されている音楽は全て生音で収録されており、
監督「高橋哲哉」やミュージシャン・作曲家の強いこだわりを感じることでしょう。
また、このゼノブレイド2のAmazonレビューを見ると「本作の内容は自分には合わなかったけど、音楽だけは群を抜いて素晴らしい。サントラを購入した」との意見が多く、格別な評価を受けていることがわかります。
ここにゼノブレイド2のBGMのリンクを載せてもいいんだけど、著作権の問題があるし、何よりもプレイするからこそ音楽の良さが分かると思うから載せるのはやめておくよ。
「すごく良い音楽なんだな〜」ってことが伝われば大丈夫。是非とも聞いてみてほしいね。
様々な特色を魅せる「10コのフィールド」
ゼノブレイドのインタビューで監督「高橋哲哉」は「RPGはマップが要」と言っていましたが、
もちろん本作も例外ではなく散策したくなる、それでいて思わず景色にうっとりしてしまうフィールドも魅力の1つです。
例えば、序盤で訪れる「グーラ」は緑で溢れる大陸を上から大胆に見れる絶景スポットがあったり、
そこにいる多種多様なモンスター、例えばゼノブレイドシリーズ恒例のレベル90のゴリラがいたりと、美しさや驚きで満ちています。
そのほかにも、「ルクスリア」「アヴァリティア」「スペルビア」など計9つのフィールドが用意されており、全て違った特色を持つので斬新な気持ちで散策をすることができます。
中には複雑すぎて「ここはどこですか〜」と思ってしまう場所もありますから、そこが少しだけ難点ではあるのですが、だからこそゴールにたどり着いた暁には達成感がすごいですね(笑)
まぁ少しだけ賛否両論あるのは、否めないのですが最終的には「ゼノブレイド2のフィールドは綺麗だし探索がいがあって良かったなぁ」と感じる方が大多数だと思います。
癖のあるストーリーでも素晴らしいと言える理由
さて、皆さんも気になるであろう、肝心なゲームの物語(ストーリー)ですが、正直なところ突然下ネタを言ったり、昭和感漂う寒いネタをかますキャラがいるせいで、重要なシーンをぶち壊すこともあります。
なので「いや、そのタイミングでそんな楽しそうにする……?」と思う方も中にいるかもしれませんし、実際として私も「お、おう…」と困惑することが少しだけありました。
ただしこれだけは言いたい。このゼノブレイド2はそんなことを含めても素晴らしいストーリーだと思いますし、是非とも最後までストーリーを追ってほしい、と。
というのも、ストーリーの大事な部分やキャラの成長を魅せるシーンでは、おふざけなしの真剣な姿勢を保っており、ある意味のメリハリがあるので、多少寒いネタをキャラがかましていても
「ゼノブレイド2はこういうゆるーいシーンがあるのもいいところだよな〜」とポジティブに捉えることができますし、
そういうゆるーいシーンがあるからこそ感動シーンでは没入感が生まれ、心にしっかりと響くからです。
何というか、いつもふざけていても大事な時には超真剣になっているキャラの“ギャップ“といいますか、それがたまらないんですよね。
これがゼノブレイド2のストーリーが素晴らしいと言える理由の中心核だと僕は思います。
対して序盤しか本作をプレイしていない人は「何言ってんの、つまらないな」と思ってしまいます。
でもファンからすればそれはお門違い。ゼノブレイド2はそういうゆるーいシーンがあるからこそ、感動シーンで更に感情移入できるのです。
ですから、ゼノブレイド2を購入した方やまだ未クリアの方は是非とも最後までプレイして欲しいと思います。
むしろ最後までやらないとストーリーの良さを理解するのは無理でしょう(笑)
主人公もヒロインも悪役も含め全てのキャラに愛着を持てる
本作で登場する、主人公レックスはもちろんヒロインや仲間、更には悪役(敵)側などを含めたキャラクターには必ず“私情”があって、ただただ“面白いキャラ”とか“圧倒的な悪を持つキャラ“はいないのが特徴だと思います。
だから全てのキャラクターに感情移入ができるし、「この人好きだなぁ」などと愛着を持てるんですよね。
例えばですが、普通のゲームならば、悪役の敵には同情の余地はなく「うわーなんだこいつ」と感じてしまうのが当たり前だと思います。しかしこのゼノブレイド2は悪役にもしっかりとフォーカスしていることで、
第三者目線で物語を楽しんでいるプレイヤーである私たちは、なんだか味方も敵もどっちも応援したくなる、特殊な感覚に襲われるんです。
もちろんキャラクターに愛着を持てば、ストーリーを見るのも楽しくなるので、どんどんと楽しくなっているでしょう。
今までのゲームと比較しても、本作のキャラクターの心情描写は群を抜いていると思います。
【まとめ】ゼノブレイド2は今からでもプレイすべき
さて、今回はゼノブレイド2を今からでもプレイすべき魅力を語っていきました。
中には「いやそれは違うだろ」「もっと良い魅力があるでしょ」などと思うファンの方もいるかもしれませんが、この記事ではあくまでも筆者が感じる魅力なのでご了承ください。
未プレイの方々に少しでもゼノブレイド2の魅力が伝わったようなら本当に嬉しいです。
また、レビュー記事も公開しているので是非とも見てみてください!
ちなみにですが、7月発売のゼノブレイド3では、ゼノブレイド2のキャラと思われる人物も登場しているのでそれだけを目当てにプレイしてみるのもありかもしれませんw
(まだゼノブレ2のキャラだとは確定はしていませんが、確実に意識して作られたキャラなのは間違いないです)
というわけで今回は「ゼノブレイド2を今だからこそプレイすべき理由」をテーマに解説していきました。是非ともプレイしてみて感想を書いていただければと思います!
ここまで見ていただきありがとうございました。