今年は年始から年末まで任天堂がビッグタイトルを出し続けたそんな一年だったと思います。
私は惜しくもそんなビッグタイトルの全てを遊べたわけではないのですが、個人的に気になっていた作品の大抵を遊ぶことができたのでゲーマー人生としては充実した1年になりました。
今回は2022年下半期に私が遊んだゲームの中から、ハードを問わず面白かった作品をランキング形式で紹介していきます。
2022年下半期神ゲーランキング
今年遊んだゲーム(計21作)
【上半期】
- デスストランディング
- キングダムハーツ3
- ザクルー2
- フォルツァホライゾン5
- アセットコルサ
- アセットコルサ コンペティツィオーネ
- メタルギアソリッド ピースウォーカー
- グラビティデイズ
- The Hunter: Call of the Wild
- ゴットオブウォー
【下半期】
ライフイズストレンジ トゥルーカラーズ(9位)
やるゲームといえば「アクション」「RPG」「オンラインゲーム」だった私にとって、このヒューマンドラマは深い思い出になりました。
作中の選択肢が物語の鍵を握る「ライフイズストレンジシリーズ」の最新作で、比較的クリア時間も短い本作。
「この選択肢を選んで相手はどう思うだろうか」とか「相手の心情的にこの言葉をかけた方がいいだろうか」など想像力を掻き立て進めていくゲーム性が非常に面白かったです。
アクションRPGの深いストーリーも感慨深いものがありますが、やはりストーリーを追い求めるなら本作のようなストーリー最重視のゲームの方が買った時の満足感が高いなと改めて感じました。
アサシンクリードユニティ(8位)
8位はフランス革命時代を舞台にした「アサシンクリード ユニティ」です。
このゲームはなんといっても、ヴェルサイユ宮殿のような歴史的建造物で暗殺できるのが大きな魅力!
完全再現された「ノートルダム大聖堂」などの建造物は暗殺の手を止めそうなほど美しく、暗殺時ではなく通常時でも鑑賞することが可能です。
肝心のストーリーですが……これはあまり期待しない方がいいかも笑
レビュー記事はこちらから
>>アサシンクリードユニティ【レビュー】賛否両論?全クリしたので感想を語る
アサシンクリードシンジケート(7位)
アサクリシリーズでは最も近代の時代を舞台とした本作が7位にランクインです。
未だ書いていないレビュー記事で書くつもりでしたが、まさに旧アサクリの集大成と呼べる作品で、旧アサクリの中では最も優れた操作性・産業革命時代のイギリスを完全再現したマップ・戦闘の簡易化など、不満点を見つけるのが難しいという珍しいゲームでした。
8位で紹介した「アサクリユニティ」のようにプレイヤーが内部まで入れる歴史的建造物があまりないのが少々残念ではありますが、産業革命時代のイギリスに興味がある方は是非ともプレイしてみてはどうでしょうか。
ペルソナ5 ザ ファントムストライカーズ(6位)
ペルソナ5の正式な続編として作られた無双アクションゲームが6位にランクイン。
本編と比べてややクリア時間が短いこと、UIデザインの作り込みの甘さが目立ちますが、ゲームとしては基本的なペルソナ5の形を保ちながら戦闘のみ無双アクションにしたシンプルなものになっています。
お馴染みの怪盗団メンバーとの絡みや新しく怪盗団に加入するメンバーも魅力があって、本編をクリアした身としてはそれだけで「これ神ゲーじゃん」とテンション爆上げでした。
ただしそういうこともあって、このゲームをプレイする際には是非とも本編である「ペルソナ5 ザ ロイヤル」をプレイしてからやってみてほしいですね。
ゴットオブウォー(5位)
今年発売のラグナロクではないです!無印のPC版をプレイしました。
なんといっても質の高いグラフィック、北米神話を元にした親子の絆の物語、豪快な戦闘。どれをとってもハイクオリティーでとても面白かったゲームです。
メインストーリーを進めるだけなら20時間もあれば十分なので時間がない方にもオススメ。PCだけでなく、PS4やPS5を持っている方も遊べます。
レビュー記事はこちらから
>>ゴットオブウォー【レビュー】記憶を消してもう一度やりたい最高の傑作
バトルフィールド5(4位)
バトルフィールド5は第二次世界大戦のハイクオリティーな体験ができる神ゲーです。
主に32vs32で戦うマルチプレイヤーのゲームで、まるで本当の戦場にいるかのような臨場感はリアルすぎて気色の悪い、でも実際にやってみるとゲームらしさもあって楽しめる、そんな作品になっています。
しかしながら今プレイすると、既にたくさんプレイしてきた兵士たちに一瞬で倒されてしまうでしょう。こんなことをいう私もそうでした……笑
普通のゲームならそこで「面白くないや。やーめよ」と思ってしまいますよね。でもなぜ私がそう思わずにこのゲームを神ゲー認定することができたのか。
それは「シューティングゲームだけどキルをしなくても活躍できるから」という点にあります。
具体的にはダウンした味方を蘇生したり、銃弾を兵士たちに配ったり、少し上手くなったら航空機を爆破したりなど。このバトルフィールド5には様々な貢献の仕方があり、人それぞれの戦い方というものが存在します。
だから途中で萎えずにプレイすることができたんですよね。
前作BF1にもそういったキルをしなくても活躍できる魅力がありましたが、本作はそんな魅力に更に力を入れている印象を持ったのでBF1はランキング外とさせていただきました。
スプラトゥーン3(3位)
第三位は「スプラトゥーン3」。
前作「スプラトゥーン2」の脅威的な依存性・中毒性から脱却、様々な不満点をことごとく潰しており、まさに「スプラトゥーンの更なる加速地点」と呼べる作品になっています。
シューティングゲームが苦手な人でも「塗りさえすれば貢献できる」というスプラの基本的な魅力を保ちながら、みんなでワイワイと気軽にプレイすることができるスプラならではの敷地の低さというのにはやはり驚かされました。
現環境は上位勢が「このゲームは終わってる」なんて言っていますが、所詮は昔からスプラをプレイして王様気分になっている上位勢が発言していることなので初心者の皆さんは気にしなくて大丈夫。最初から遊べるナワバリやバンカラマッチで十分に楽しめると思います。
レビュー記事はこちらから
>>【スプラトゥーン3/レビュー】パチンコのような依存性から脱却したスプラ2。気軽に楽しめるゲームへ
ペルソナ5 ザ ロイヤル(2位)
第二位は「ペルソナ5 ザ ロイヤル」です。
正直なところ、このゲームは今回のランキングにおいて一位に限りなく近いもので、選出にとても悩んだ作品でした。
そのぐらいストーリー、オシャレなUIデザイン、現実の渋谷を徹底的に再現したマップ、爽快感抜群の戦闘に心打たれたんですよね。
特にストーリーは突出して面白い。二転三転する展開や怒涛の伏線回収を学生・心の怪盗団として活躍する主人公と関わりを持たせながら描く工夫に驚かされました。
第6位のペルソナ5 ザ ファントムストライカーズのように、関連作品が多くあって長く遊べる名作なので是非ともプレイしてみてはどうでしょうか。ちなみに2023年にも関連作品が出るとの噂がありますよ。
レビュー記事はこちらから
>>【P5R/レビュー】ゲーマーなら必ず遊べ。JRPGの革命作品
ゼノブレイド3(1位)
2022年下半期の神ゲーランキング第1位は「ゼノブレイド3(以下略:ゼノブレ3)」です!
このゲーム自体、今なお賛否両論の作品であることに間違いはないのですが、このゼノブレ3をずっと待っていた私にとって本作が一位であることは発売前から決まっていたことだと思います。
確かに過大評価気味ですし、決してゼノブレシリーズの中で突出して神ゲーというわけでもありません。
しかしゼノブレにしか表現できない壮大な世界観を見事にマップに表し、そこには多種多様な景色やイベントが豊富に用意。これは紛れもなく僕たちがやりたかった“ゼノブレイド”なのではないでしょうか。
肝心のストーリーはやや未完成に近いと感じてしまうのも事実ですが、それはあえてのことであって高橋監督が目指す「ゼノブレイドの未来」のためなのかなとも思いました。そのストーリーの薄さをキャラクターのデザイン・個性で見事にカバーしている点も魅力的です。
あ、ストーリーが薄いといってもエンディングを見た時は画面が見えなくなるほど泣きじゃくりましたが……笑
2023年には追加ストーリーの配信も予定されているので年明けに是非ともプレイしていただきたい作品。本当にオススメです。
レビュー記事はこちらから
>>ゼノブレイド3【レビュー】今年1番の超傑作。これだからゼノブレ推しはやめられない
ニーアオートマタ(特別賞)
それでは最後に特別賞としてこの作品を紹介させてください。
本作は来年の1月にはアニメ化されるほどストーリーが作り込まれているゲームです。本編には人間が登場することはなく、アンドロイドと機械生命体の戦いを通じ「命や意志とは?」について語られるシリアスで悲しい物語が描かれます。
やればやるほどに物語はどんどんシリアスになっていくので、私たちプレイヤーは登場するキャラクターたちに翻弄されて感情移入が止まらなくなる。まさに本作でしか味わえない体験を味わえるんですよね。
「じゃあアニメだけ見ればプレイしなくても良くない」と思った方もいるでしょうが、それはNO。爽快な戦闘、独特な世界観を見事に表したフィールドや美しいBGMなどゲームでないと味わえないことが山ほどあります。
去年一度クリアして遊び尽くしたはずなのですが、今一度スイッチ版で再プレイすると新たな発見を見つけることができたり、真エンドを見た後だと初見でプレイした時とは異なる視点でプレイできたので「まぁ一度やったし、こんなものか」と感じることがほとんどなかったですね。
ゲーマーだとついつい「神ゲー」と連呼してしまいますが、こういう何度も遊べるゲームが本当の神ゲーなのだろうと改めて感じました。
締めくくり/今年最後のご挨拶
2022年下半期私的神ゲーランキングはいかがだったでしょうか。
2014年のゲームから今年発売されたゲームまで、幅広い作品を買って遊び、皆さんに紹介できたのではと思います。ただ紹介したいことの全てを伝えられたわけではないので時間があれば本記事に登場したゲームのうち、まだレビュー記事を書いていないものは随時レビューしていきたいです。
さて、これで今年最後の記事となります。
今年はメタルギアピースウォーカーに関連するツイートがプチバズってフォロワーが増えたり、ゼノブレイド3の考察記事を多くの方に見てもらい考察し合う、私がゲームブロガーとしてTwitterをやる意義を感じれた良い1年でした。
もちろん様々なゲームをプレイし、ゲーマーの名に恥じない生活を送れたとも思います。
来年はリアルの方が多忙になり、あまりゲームをプレイできない(特に下半期)と思うのでレビュー記事も少なくなりますがご了承ください。
今年一度でもこのブログに訪れてくれた全ての方々に感謝を。みなさん良い一年を〜!