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メタファー リファンタジオ/体験版【簡易レビュー】音楽がずば抜けて良いだけの「ペルソナ」

本記事では「メタファー リファンタジオ」の簡易レビューをしていきます。

結論から言いますが、この作品は音楽がずば抜けて良い「ペルソナ」です。つまるところメタファーとして見れるほど優れた魅力は音楽ただ一つでした。

体験版時点の感想なので全クリすれば評価も変わるかもしれませんが、今すぐにやるべきような必要性はなく完全版を待つ作品という位置付けです。

※注意

この記事では「メタファー リファンタジオ」の批判が含まれます。見る人によっては不快に思う可能性があることをご了承の上でご覧ください。

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メタファー リファンタジオ/簡易レビュー


ゲーム体験自体はペルソナとほぼ一緒で残念

さっそく批判じみた内容でありますが、これ(見出し)がぶっちゃけた感想です。

ゲーム体験というよりも、主人公が覚醒してペルソナを行使するか、自分自身がアーキタイプになるかってだけで話の流れ自体がほぼ同じなのが非常に残念でした。

もちろん世界観は全く違いますが、覚醒シーンしてからのアーキタイプがまんまペルソナで「もっと他のアプローチはなかったのか…」と。

アーキタイプ

せっかくファンタジーを推しているなら、最終的にアーキタイプを行使しすぎると死に至る・乗っ取られるとか、そういうダークな感じを入れてもよかったんじゃない?と思いませんか。

アーキタイプが自由に付け替えられる点もなんだかなぁ。めっちゃ壮大な覚醒したと思ったら主人公でなくともオモチャ感覚で付け替えられるってコントなんでしょうか。


多分そもそもストーリーが好きじゃないんだと思う


戦闘についても多少はメタファー独自の特徴もありますが、正直これに関してはペルソナの下位互換じゃ?と思ったのが本音です。メガテンと同じプレスターン(弱点を突くと0.5ターンになる)なこともあって新鮮味がないのも問題。

それこそ先ほど書いた「最終的にアーキタイプを行使しすぎると死に至る・乗っ取られる」っていう設定があれば、もっと戦闘に深みを出せたはずです。

例えば、戦闘中アーキタイプは使うたびに体力が削れるけど必殺技並みの火力を出せる諸刃の剣であり、それを上手に使うことが戦闘のカギになるとかだったら今より面白かったと思います。

コマンドバトルの最適解はペルソナ5だと考えていて、メタファーはそれを超えてくるだろう(もしくはソウルハッカーズ2のように新しいコマンドバトルのあり方を提示してくれる)と思っていただけに残念でした。ただただ眠くなるコマンドバトルです。

音楽が最高すぎる

ただそんなことがどうでもよくなるくらい素晴らしいのが音楽です。

思わずイヤホンをしたくなるような迫力ある神聖なメロディーがたまらない。正直音楽を聴きたいがために本作を開いたときもありました。

音楽だけは…!それだけは本当にいいのになぁ……。

このレビューを書いていて思ったこと

別にメタファー リファンタジオじゃなくてよかったんじゃない?

書きながら思っちゃいましたよね。

個人的によく分からなかったのが戦闘前に中途半端なアクションを取り入れた点。戦闘自体もアクションにすればペルソナやメガテンとも差別化できたんじゃ?


雑魚敵の瞬殺が序盤からできるのはGOOD

橋野さんはやっぱりペルソナを作るべきなんじゃないかな。橋野さんのゲームデザインはペルソナのためにあると言っても過言ではない気がする。

メタファーを作るならペルソナ6にガッツリ関わってほしかったな。だって別にこれメタファーである意味がないですし。

終わりに

期待しすぎたのが駄目だったんですかね。

私はメタファーをやりたかった。ペルソナもどきやるならペルソナやるんだよね。

皆さんは本作をどう思いますか。意見などあればコメントでお待ちしております。

ここまで読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです。