今回はハリーポッターの世界を題材とした「ホグワーツレガシー」をレビューしていきます。
結論から言うと、ホグワーツ城の作り込みが凄まじく、そこでのゲーム体験は唯一無二だったのですが、中盤以降は単調さを感じてしまう惜しい作品でした。
間違いなくプレイし始めてから5時間は最高に楽しかったんですが、そこからの落差を感じにくいゲーム設計だったらよかったのにと思います。
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Hogwart Legacy/ホグワーツレガシー
「ホグワーツ・レガシー」は、ハリー・ポッターの世界を題材にしたオープンワールドゲームです。
対応ハードは「PS5/PS4、XBOXSeries/XBOX ONE、PC、Switch」で、最近はSwitch2への対応も発表されましたね。
本レビューでは、本作の良かったところと惜しかったところをそれぞれ紹介していきます。
ハリポタの世界を唯一楽しめるオープンワールド
本作の最も素晴らしい点は、やはり「ハリーポッターの世界を忠実に再現したオープンワールド」だと思います。
事前にそういったゲームであることは知ってきましたが、いざプレイしてみると、その圧倒的なグラフィックで描かれる世界は非常に圧巻でした。
特に魔法学校である「ホグワーツ」の作り込みはすさまじく、遊び心あふれるマップとなっています。
これを、スイッチを含めたあらゆるハードで表現しているのが本当にすごいことだと思います。
魔法使いとしての疑似体験
オープンワールドとして上手くできているだけでなく、魔法使いとして魅力的な体験ができたのもよかったですね。
学生として授業を受けて実習をして、魔法使いとして成長していく過程は、まさにホグワーツに入学した魔法使いそのものでした。



また、個人的には魔法の箒で自由にどこへでも飛ぶことができることに「よくやったな!すごっ!」と思いました。

これだけの規模のオープンワールドだと自由に飛べないと思っていたのに、ふたを開けてみれば自由に飛べてしまう。これを体験した時の解放感は今でも印象的です。
魔法を使った戦略的な戦闘
続いて戦闘についてですが、思ったよりかは良かったです。
というのもプレイする前は「魔法で攻撃するだけなんだろうなぁ」と思っていたので期待はしていなかったのですが、蓋を開けてみれば戦略的な戦闘で面白いと感じました。
ただ連打していいわけではなく、相手が取ってきた行動に対して有効になる魔法をぶつける必要があります。
通常攻撃の呪文と詠唱呪文を駆使して戦う、まさに映画で見たときのような魔法と魔法のぶつけ合いがすごく楽しかったです。
悪いところ
ここからは本作の惜しいと感じたところを紹介していきます。
長く遊ぶには厳しいかも
まず、長く遊ぶコンテンツとしては向いていないのかなと感じました。
確かにやることは豊富なのですが、いかんせん単調さを感じてしまうというか。ファンでなければ余計にそう思うはずです。
「最初のインパクトが大きすぎて、それにちょうど慣れてしまう中盤は飽きてしまう」と言った方がいいかもしれません。
主要マップ以外の作り込み
主要マップである「ホグワーツ」の作り込みはすさまじいのですが、そのほかのマップの作り込みとの落差を感じました。
スカスカ…とまでは言いませんが、あのホグワーツを訪れた時の感動を味わった後だとどこか物足りなく感じてしまいます。
どことなく気になる棒読み感
本作の評価を見てみると、あまり触れられていないことなんですが、キャラクターの棒読みがときどき気になるんですよね。
主人公はちゃんと役にハマっている気がするんですが、主人公以外の重要キャラが喋ったときに「ちょっと棒読みすぎないか…?」と思うことが何回かありました。
まとめ
どうでしたか?
ホグワーツ城の作り込みは素晴らしく、誰もが魔法使いになれる、まさに夢のようなロールプレイングゲームではないかと思います。
長くはプレイできないのが残念ですが、それでも印象に残った作品であることに間違いありません。
それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いてす。