ティアキンの持ち上げようの酷さ
「ティアキン神ゲー!」←OK
「このさきティアキンを超えるゲームは確実に出ないでしょ」←まぁ100歩譲ってわかる
「ティアキンはGOTYを余裕で受賞できる」「ティアキンは全てのゲームの歴史を塗り替えた」←??????
かくいう私も非常に楽しんでいる「ゼルダの伝説 TOTK」ですが、最近のTwitterやネット掲示板を見るとあまりにも持ち上げすぎられていて、ちょっとうんざりするんですよね。
「仕方ないだろ、神ゲーなんだから。」なんて言われそうなので、前もって言っておきますが別に持ち上げること自体はいいと思います。実際、とんでもない傑作であることには変わりないし。
でもFF16やスターフィールドに関連する界隈、言い換えればゼルダに全く関係のないコミュニティでも「ティアキンこえれるかな」とか、しまいには「ティアキンを越えるのは無理だろうな」って言う人がめちゃくちゃいるんですよ。
例えば自分の場合だと、スターフィールドの情報が知りたいだけなのにティアキンというワードがすぐにちらついてしまいます。
そんな人たちに「ここはゼルダ界隈じゃねぇぞおおおお!!帰れ!!!」って言ってやりたいのは私だけですかね??いや、本当に些細なことなんですけど、うんざりしてくるんですよ。
まぁ、ティアキンはコアゲーマーでないと楽しめなかったオープンワールドゲーム(例:ウィッチャー3、RDR2、新生アサクリ)をライト層も楽しめるようアプローチした作りなので、そりゃあライトゲーマーからすれば「これは歴史に名を残すゲームだ」と思うでしょうし、持ち上げられないのはおかしな話です。
なので是非ともティアキンを持ち上げてばかりの人は洋ゲーのオープンワールドをやってみてほしいものなのですが、操作感の問題や物語の複雑性から「(ブレワイやティアキンと比べて)面白くない」と言われるのは目に見えているんですよね。
そう考えると任天堂はうまいところを刺したモンだなと。ライトゲーマーにとっては、洋ゲーのオープンワールドになれない以上ティアキンが不動の一位になりますから、良い評価がどんどん広がっていきます。まぁ今は広がりすぎて持ち上げが酷いことになっていますが。
ともかくティアキンの持ち上げは2023年までにおさまって欲しいものです。
今日のオススメゲーム
「レッド・デッド・リデンプション2(RDR2)」
今まで色々なオープンワールドを遊んできましたが、遊んでいる時の空気感や没入感が1番良いなと思ったのは本作です。
特に馬で走っている時の没入感は今でも感動もの。少し気を抜くと「あれ、これ実写かな」と思ってしまうほどクオリティが高い。
西洋のアメリカを描く上で大事になってくるのは“生活感”ですが、しっかりとあります。むしろありすぎて「これ人間が作ったんだ、化け物じゃん」と思うほど。
確かに操作感に問題があるのは事実ですが、それは主人公のアーサーが“人間“として生きていることを実感するためにやっていることだと思えば納得がいく。
いつかは必ずレビュー記事を書こうと思っています。