Hanbagu Blog

ゲーム系の情報を中心に更新中

Googleもマイクロソフトも乗り出した「クラウドゲーム」とは?仕組みから展開されているサービスなどを徹底解説

最近、ゲーム界隈でとても話題になってますよね、クラウドゲーム」。

とはいえ、よくこの言葉の意味が分からない方もいると思うんですよ。

ということでこの記事では、このクラウドゲームの説明を中心に書いていこうと思います。

それではどうぞ。

Twitterとこのブログを運営しています。お問い合わせはこちら

クラウドゲームとは

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701191940p:plain

クラウドゲームとは、簡単に言えばゲームの処理をクラウド上で行い、処理したゲームをストリーミング配信するサービスのことです。

よく分からないよ、、、何を言ってるんだい?

まぁこんなことを言われても分からないと思うので、例えて言ってみます。

例えば、Nintendo Switchはコントローラーから発信され、

ゲームの処理を本体自体(Nintendo Switch)が行ない、モニターへ本体が画面出力を行なっていますよね。

それに対し、クラウドゲームは、コントローラーから発信された情報を、サーバー上で処理をして、その処理をした映像をモニターへ配信するといったものです。

(分かったかな?)

また、サーバーを通してプレイすると言うことは、もちろんサーバーメンテナンスなどを行う企業も利益を得なければ赤字になるので、

月額料金を支払った上でサービスを利用するというパターンがほとんどです。

クラウドゲームの特徴

インターネット回線が必要

サーバー上で処理をし、その処理した映像をモニターへ送るのですから、必然的にインターネット回線が必要です。

また、そのインターネット回線は一定の速度が出せることが条件で、一般的には10mbps以上ないと快適にプレイすることができません。

どんな機種でも遊ぶことができる

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701192009j:plain

クラウドゲームの1番の利点として、ゲームの処理はクラウド上で行うため、機種を問わず様々なゲームをプレイすることが出来ます。

例えば、iPadでAPEXをプレイしたり、その他のパソコンゲームも遊ぶことが出来るんです。

性能不足の問題や、そもそもソフト配信されていなかったりとするスマホでも同様です。

月額料金を払っているからといって有料ソフトが無料で遊べるわけではない

良く勘違いされることなのですが、クラウドゲームの料金はあくまでも企業に対するお金であって、決して有料ゲームが月額で無料で遊べる、なんてことではありません。

具体的に言えば、APEXやフォートナイトなどの無料ゲームはそのまま無料で遊べます。しかし有料ゲームはソフトを別途で購入しなければいけません。

またこれにも注意点があり、例えば、「Aのクラウドゲームサービスでは別途で購入しなければいけないが、

Bのクラウドゲームサービスでは買わなくてもいい」なんていう場合もありますので注意してください。

大手企業は既に参入している

と、クラウドゲームについてザックリではありますが、解説したということで、だいたいどういうものかは分かったと思います。

ということで、ここからは大手企業が展開するクラウドゲームサービスについて見ていきましょう。

Googleからは「Stadia」

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701192049p:plain

Googleは「Stadia」を新たなサービスとして展開しています。

まぁぶっちゃけた話をすると、展開したものの、まだまだといった感じで、さほど人気があるわけではありません。(クラウドゲームサービスの中だと)

しかしこれからのゲームの流れが変われば覇権をも取る可能性があります。

Microsoftからは「Xcloud」

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701192120j:plain

マイクロソフトからは「Xcloud」。特徴として、XBOXのオンライン利用権である「Xbox Game PASS」の特典として付いてくるのが特徴。

つまり、月額でXBOXでも、スマホでもMicrosoft製のソフトを遊ぶことができます。

クラウドゲームサービスだと、あまりMicrosoft製のソフトは遊べませんから、この独占力の強さは流石と言った感じ。

また、低速度なインターネット回線でも遊べることをモットーに開発されたようです。

>>Xcloudのベータ版を試遊してみて分かったことはこちらでレビューしています

Amazonからは「Luna」

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701192201j:plain

まだ、正式な展開ではないものの、Amazonも「Luna」というクラウドゲームサービスを展開しています。

630円の月額利用料金ですが、場合によればAmazonプライムの特典として入る可能性があり、

仮にその特典に入るとするのなら、500円という価格で様々なゲームをプレイ出来るようになりますね(ただし、有料ゲームは自身で買う必要あり)

では何故、大企業が「クラウドゲーム」の波に乗ったのか

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701192319j:plain

さて、このように続々と大手企業がクラウドゲームに参入を果たしています。

ではなぜ、この「クラウドゲーム」に大手企業が次々と乗り出したのでしょうか。

理由としては様々な要因が考えられますが、やはり5Gなどの超高速インターネットの普及に合わせるためでしょう。

特徴でも言った通り、クラウドゲームは便利な反面、高速なインターネット回線がなければ快適には使えません。

しかしこれから5Gや高速Wi-Fi、はたまた6Gはどんどん普及していきます。つまり乗らない手はないんですね。

まだまだ遅延の問題もありますが、クラウドゲームが普及し、誰もが馴染めるサービスになれば機種の垣根を超えた素晴らしいものとなるでしょうね〜。

【おまけ】クラウドゲームは将来の「当たり前」になる?ゲーマーが考えてみた

f:id:Hanbagu_Blogger:20210701192346j:plain

大企業が参入し、デメリットを凌駕する「クラウドゲーム」ですが、最後に将来的には「当たり前」になるのかを考えてみます。

結論、現ゲーマーの筆者が考えるに「クラウドゲームは将来的には当たり前になる」と思っています。理由は下記。

  • 高速インターネットが普及へ進んでいくから
  • サーバーメンテナンスはAIが担当するようになるから(憶測)
  • 利便性にとても優れているから

要するに、今のクラウドゲームは、高速なネット回線が普及していないからであって、普及さえすれば自ずと「当たり前」になると思うんですよね。

あと、単純に大手企業がこれほど参入しているとなれば、もう後戻りはできないはず。いやぁ時代はゲームでも変わりますね(・Д・)

終わりに

どうでしたか?

今回は基礎的なクラウドゲームの知識を中心に話していきました。ゲーマーとしてはもっと話したいですが、この記事ではここまでと言うことで……。

それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。