Hanbagu Blog

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対人ゲームは家庭用パチンコだということに気づいた話。ゲーマーはどのように向き合えばいいのか?

さて、今回は「対人ゲームは家庭用パチンコである」といったお話をしようかと思います。

いやね、今の対人ゲームってアドレナリンがドバドバ出るほど楽しいじゃないですか。でもその代わりと言ってはなんだけどストレスも半端ないんですよ。

実際として自分はスマブラ・スプラ2といった対人ゲームではあまりのストレスで、批評レビューを書いています。いやー楽しいのになんでだろう……。

そう、俺は思ったわけです。「楽しいのになんか楽しくない。なんでだろう。」と。

考えていても仕方がないので言語化してみました。参考になれば幸いです。

それではどうぞ。

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対人ゲームはストレスが半端ない

そもそもの話、対人ゲームはストレスの塊みたいなもんです。本当に。

もちろん楽しいジャンルのゲームではあるんだけど、みなさんもこれだけは覚えてください。対人ゲームはストレスの塊です。

知らない人にやられるし、理不尽に負けることだってあります。それに“6vs6“のような味方と連携をとるようなゲームだと、味方のせいにしてしまうのもしばしば……。

そうしてストレスが徐々に徐々に溜まると、台パンだったり暴言が飛び交うようになっちゃうわけなんですね。

また、もともとオンラインゲームはラグや遅延のせいでストレスが溜まるのに、害悪プレイヤーに出会うと、正直「うっわ」という気持ちになってしまうのも筆者だけではないはず。

でもまたやりたくなってしまうのが対人ゲームのカタチ。一種の依存症ですね。多くの方はこういうループを繰り返すことが多いと思います。

いやーマジで怖い。

対人ゲームは依存してもらって初めて成り立つビジネス

さらに、ここで重要になってくるのが、「対人ゲームには終わりがない」ということです。RPGにように「クリアした。はい、おーわり」ということはまずない。

じゃあ長くやってもらうにはどうしたら良いのかというと、それは依存してもらうしかないですよ。

ゲームに対する依存というのは、依存の度合いが軽くても重くても、次作を買ってもらうキッカケになりますし、

有料コンテンツなども追加で買ってもらえるチャンスになりますから、企業からしたらこれほど美味しい話はないんですよね。

そして、その「依存」に1番マッチするのが対人ゲームってわけ。

でも依存させるのはそんな簡単なことじゃありません。ゲームそのものの楽しさは不可欠な他、ちょっとしたストレスを与える必要があります。


なぜストレスを与える必要があるの?


みなさんは人間の心理を知っていますか?それは嫌なことを自分がやり続けていると「私は楽しいからやっているんだ」と錯覚してしまう心理状態です。実は言うとこの心理を多くの対人ゲームでは活かしています。

例えば、どの企業もユーザーの声を無視して、一向に強キャラや強武器を修正しないのは、その心理を活かすため。またマッチングの精度も突き詰めればいいものになるのにダメなのが多いのはストレスを与えるため。

嫌な要素をわざと付け足してストレスを与え、一瞬は苛立って「あーもうやりたくない」って思っても、ちょっとしたら楽しいからやる。そして終わりがないから依存へ繋がる。こんな秘密が隠されていたんですね。

このように「楽しさ」と「ストレス」があるだけで対人ゲーというのは成立します。もうまさにパチンコみたいなもんなんですよ。

対人ゲームでムカつくのは当たり前

で、それを踏まえた上で、筆者は対人ゲームでムカつくのは当たり前なことだと考えます。

例えば、よく対人ゲームで苛立って台パンをしたり暴言を吐く方をよく見かけますが、全然ありだと思います。

少なくとも、全体的に今の対人ゲームはストレスを与えるために理不尽要素を追加しすぎですから怒らない方が逆に不思議なわけです。

「ゲームをガチでやるなんてオタクかよw」という人もいますが、本当にそうでしょうか。イラつくからガチでやってしまうの間違いだと思いますよ。

あの、も○う先生も言っていた気もしますが、苛立って逆にストレスを溜めるぐらいなら、発散した方が絶対にいいです。

別にゲームに限らず、プロのスポーツ選手も物に当たって発散することだってありますから決して悪いことではありません。

ゲーマーは対人ゲームに対してどのように向き合えばいいのか

とはいえ現実に支障が出ることになってはひどい問題にもつながります。

じゃあ僕たちゲーマーにはこの対人ゲームとは、どのように向き合うことができるのでしょうか。

俺はこう思っています。まず第一に「ストレスが溜まるのにまたやってしまう」はやめましょう。そしてこれからは「楽しいからやる」に視点を切り替えていくことが大切だと。

あくまでも自分は雑魚という気持ちを持ってやる

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現実のスポーツでは礼儀の心を忘れずにプレイすることが多いですが

対人ゲームとなると、ついつい粋ってしまったり、調子が振るわず苛立つこともありますよね。

でしたら、最初から「自分は雑魚。礼儀を持ってプレイしよう」と意識してプレイすることが大切なのではないでしょうか。

紳士な気持ちで挑めば負けても反省点が見えてくるほか、勝てばより楽しい試合になるはずです。

筆者含めて、今の対人ゲーマーは礼儀がある人が少ない気がします。そりゃあEスポーツなんて言葉が恥ずかしいと思われるのも当たり前ですね。

家庭用パチンコだけに囚われずオフゲーをやるのもあり

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また、向き合い方の1つとして、囚われずオフラインのRPGをやるのもアリ。

というか対人ゲームでイラつく人や依存しかけている人は、ぜひぜひRPGをプレイすることをオススメします。

いつもと違った世界でプレイできますし、何より冷静に落ち着いてプレイすることができるので「あ“あ“あ“ムカつく○ねー!!」と言ってしまう方でも有意義な時間を過ごすことができます。

対人ゲームそのものに問題があることは確かだが、ユーザーも変わっていくことが重要

対人ゲームの構造上、依存とストレスは必要不可欠です。それはこれからも揺るがないでしょう。

じゃあどのように僕らゲーマーは、これからの対人ゲームと向き合えばいのかというと、それはやはりゲーマー自身が変わること。

ゲーマーが変わるしか対人ゲームと上手に向き合うことは不可能です。企業にどれだけ文句を言おうが、変えてくれません。依存させないといけないので。ぶっちゃけそういうクソジャンルなゲームなんですよ、対人ゲームは。

なのですぐに文句だったり暴言を言ってしまう人は、まずは自分を変えてみてはどうでしょうか?

筆者の場合、昔は苛立って台パンもしたものですが今となっては「うざい人はブロック」「常に楽しく」を意識したら、前よりも楽しく対人ゲームをできるようになった気がしています。

とはいえ、怒り心頭になると「ウザくなくても負けたらブロックする」を実行してます。周りから見れば、キッズみたいな行動ですが、これで筆者は落ち着くことができるので良いので結果オーライ。(人間性を疑われるから真似しちゃダメだよ


家庭用パチンコも使い用次第ではストレス解消になるからな。頑張って向き合っていこうぜ


終わりに

どうでしたか?

対人ゲームとの良い距離感を保って、良い試合を楽しみましょうね!

それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。