ニュースを見て久々にイライラしたかもしれない。冗談抜きで「同じ日本人､ゲーマーとして恥ずかしくないの？」って思う。
先日、“プレステーション（以下略：プレステ）や任天堂がゲーム機のロシア向け出荷を停止した“、とのニュースが流れてきました。
筆者はもちろんこんなゲームブログを運営するほど、ゲームが大好きなゲーマーなのでこのニュースを聞いたときは非常に残念な気持ちになりましたし、
ロシアのゲーマーが今どんな気持ちなのかを想像すると、すごくすごく悲しい。大袈裟かもしれませんが、ゲーマーにとってゲームというのは人生そのもので、それを奪われるというのは苦痛以外の何物でもないんですよ。
そんな中、このニュースを受けたネットでのコメントが想像以上に酷かった。
ネットで流れるコメント
- 出荷もいいが、ロシアのアカウントの全てをBANしろ
- ロシア民はゲームできなくても構わない
- ざまぁみろ〜w
- ロシアだけゲームできないのワロタ
まだまだ数えきれないぐらい、ひどいコメントはあるけど、大体こんな感じだということが伝わればいい。
あのね、ウクライナの方々が辛い目にあっているからこそ、こういう意見が出るのは十分わかる。でもなんで戦争に全く加担してない日本人（それも若者）が、こんなにロシアのことをあーだこーだ言えるの？それに何を喜んでるのって思う。
そりゃあ企業は今ロシアに製品を出してもデメリットの方が多いから、出荷を停止するのは当然だけど、それを僕ら日本人が「ざまぁみろ」というのはおかしい。頭を冷やしてよく考えてほしい。
「ロシア人はゲームになんて興味がない」って思う方がいると思うけど、それは違うよ。日本から生まれた作品をプレイしてくれる人もいるし、なんだったらロシアから生まれた有名な作品（ゲーム）もたくさんある。
直近の話で言うと、2月に行われた任天堂ダイレクトの“海外での反応”をまとめた動画にて登場する多くのロシア人。
彼らね、好きなゲームの発表があると日本人の僕らよりもすっごく嬉しそうにしてるんですよ。もうめっちゃ笑顔。ゼノブレイド3の時なんかは発狂してた人もいたね。
そんな根っからのゲーマーが連帯責任ってことで遊びたいゲームが遊べなくなる心情を考えたら……。そういう酷いコメントに対してイラつく気持ちも皆さんならわかってくれると思います。
戦争は始まった以上、両者の命が奪われるから、どっちが悪いもクソもなくなる。だからさ、両者のどちらにも入らない日本人である僕らはウクライナの方だけでなくロシアの方々のことも想ってあげよう。
#NOWAR
