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フォルツァホライゾン5【感想/評価】舞台がメキシコになっただけ

クルマ好きなら一度はやってみたい“フォルツァ“シリーズの最新作、「フォルツァホライゾン5」。

今更ではありますが、ドライブゲーの中でも比較的楽しくプレイできたので、前作と比べつつレビューしていきたいと思います。

結論から言えば、“前作から舞台がメキシコになっただけ”という感じ。もうね……フォルツァホライゾン4の時点で完成形だっただなって改めて感じましたし、マンネリ化がどんどん進んでるなぁと。(本作を悪く言ってるわけではない

詳しいことはレビューにて話していこうと思います。それではどうぞ。

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フォルツァホライゾン5

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開発元 プレイグラウンドゲーム
対応ハード XBOX ONE(S X),XBOX ONE SeriesS/X,PC

フォルツァホライゾンシリーズの第5作目。大好評だった前作フォルツァホライゾン4から約3年を経て発売されました。

冒頭でも言いましたが、結論としてフォルツァホライゾン5は舞台が前作のイギリスからメキシコに変わっただけのゲームです。冗談抜きで本当に。もうそれだけで本作のことは十分語れます。

何を隠そう、ネットで上げられている本作のレビューの90%は、“グラフィックがすごい”だとか“マップが高密度”とか、結局のところ前作で賞賛されていた部分と変わりないというのが事実なんですよね。

つまり、それぐらい前作と比べて「独自性」がないんです。いわゆるマンネリ化。

別に悪い意味で言っているわけではなくて、それほど“安定している作品“ということになるのでちゃんと楽しませてもらいましたが、うーん。やっぱり変わらない!w

なので……。最終的な結論はというと、

こんな感じです。正直、今焦って5を買う必要は全くありません。4の時点で十分神ゲーです。

それでは詳しいレビューの方をやっていきましょ〜。

フォルツァホライゾン5の前作と変わらず良いポイント

高密度なマップだが1.5倍の広さは正直わからない

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本作の舞台はメキシコ。

最初は見るところのほとんどが荒原で「うーーーん大丈夫か?」なんて思っていましたが、フォルツァホライゾン5はちゃんとゲーマーの期待に応えてくれました。

前作と比べて相当長い高速道路奇妙な遺跡があるジャングル標高5000mもある山を登れる峠道など美しいロケーションが豊富にありますし、やり込み要素であるボードだとかレースの数も適度な数があって素晴らしいです。

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ジャングル
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荒々しい土地が運転の楽しさを底上げする
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お花畑なんかもある

実を言うと、筆者はメキシコに対して感じる個人的な印象は“ジャングルしかなくて殺風景”なんて思っていたんですが、本作をプレイしたことで“美しくて見応えのある国”という印象になりました。

相変わらずフォルツァは自分が持っている印象や感情を変えてくれますね。

さて、ここまでは前作と比べ変わっている部分。

変わらない点は、“体感的なマップの広さ“と“密度“です。マップの広さは前作から約1.5倍になっているそうですが、正直なところ走っていて「あ〜確かに広くなってる!」とは感じづらかったし、

密度に関しても元々高水準なフォルツァクオリティーを保っているから変わらない。どこをみても作り込まれています。

だからこそ舞台がイギリスからメキシコに変わっただけだといえるんです。念押ししますが、マップの基本的構造は前作からほとんど変わっていません。

グラフィックは4の時点で綺麗

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そしてフォルツァの名物、「グラフィック」の件ですが、正直なところ前作と比べて差はあんまり感じませんでした。(前作のグラフィックが良すぎるんだよなぁ……)

というのも本作はあまりにも細かい部分(タイヤのブレーキとか街の風景)のグラフィックに時間を割いているのか、何も拡大せずに実物を見る分には大して変わらないんですよね。

拡大して見てみたり、ちゃんと比較すれば「あ〜変わったね」と感じるんですけど、普通にプレイする分には前作の時点で超美麗なので問題はありませんでした。

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夜もすごく綺麗。

もちろん「ゲームはグラフィックでしか決まらない」なんて言っちゃう熱狂的な人からしたら、4と5のグラフィックが大きく違って見えるんでしょうけど、ただのゲーマーからすれば大差は感じません。どちらも十分美しいです。

エアロパーツなし&車内後方視点なし

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案外これが唯一本作で「残念」だと感じた点です。

仕方ないといえば仕方ないですが、エアロパーツなど車のカスタマイズ性が乏しいほか、車内からの後方視点がありません。(実装を期待してたんだが…)

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こうやって隅々まで見れるのは良いのだが、せっかくなら色々と改造したい…

カスタマイズ性に関しては車メーカーとのライセンスで出来ない可能性が高いので諦めがつくのですが、車内からの後方視点は流石にできるでしょって思ってしまう。

同じドライブゲームのザクルー2ができるんだから、フォルツァもできるはず…。

技術的には、バッグミラーを曇らせずに綺麗にすることよりも簡単なんですけどね。アプデで良いので実装の方をお願いします〜。

前作から変わったところ

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ここからは貴重な“前作から明確に変わったところ”を3つ紹介したいと思います。

挙動がよりリアル志向に

グランツーリスモ、iRacingほどのシミュレーションではないですが、オンロードでの挙動が特に変わっておりリアル志向になりました。

これによりアーケード感が薄れ、シミュ勢の方も運転しやすくなったと思います。

まぁ逆にいえば、いつもアーケード志向のレースゲームをやっている人はこの挙動には慣れづらいかもしれません。

序盤からトヨタスープラに乗れる

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プレイ済の方なら、これは驚いたのでは?

なんと本作は序盤からあのトヨタスープラに乗れちゃうんです。エンジン音はめちゃくちゃ深いですし、クイクイ動いてくれるのでドライブは爽快モンでした。


もちろんスープラ以外のトヨタ車もあるから、トヨタファンは安心して購入候補に入れてくれ


走行切り替えモードがある

一部のクルマに限りますが、走行中のモードを変えれるようになりました。

例えば、本作の目玉でもあるメルセデスAMGの『プロジェクトワン』というクルマは、街乗りモードorスポーツモードに切り替えることが可能ですし、オープンカーは屋根ありか・なしかを選ぶことができます。

クルマ好きとしては、そそりますよね!というかこれがフォルツァホライゾン5で1番変わった部分かもしれませんw

まとめ|フォルツァホライゾン4の時点で完成形だった

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今思えば、フォルツァホライゾン4はある種の“完成形“でした。

フォルツァホライゾン5は存在が明確になったことで、この先、これ以上“フォルツァホライゾン“というシリーズが新たな路線で進化していくことはない事実を裏付ける結果となっています。

悪い意味で言ってるわけではなくて、単純にいいとこ取りをした結果はこうなるんだって話です。

もちろん本作には本作の良さがあり、悪いところもあります。しかし冒頭でも書きましたが、4と5はシステム自体が似ているので本作を優先的に買う必要はありません。

下の基準から選びましょう。

どちらもやってみたいという方は、素直にXbox Game Passに加入しましょう。今ならフォルツァホライゾン4&5やベゼスタ製のゲームを含んだ180種以上のゲームが遊び放題です。


ちなみに筆者の個人的な意見を言うと、フォルツァは4がオススメ。日本と同じように道路は左通行だし、四季があって馴染みやすいよ。


終わりに

どうでしたか?

まぁ安定のフォルツァホライゾンという感じでした。

新規層は高評価が大半ですが、昔からやってる人はマンネリ化してる〜って声が多いですし、そろそろ変革を起こさないとどんどん廃れてしまうので頑張ってほしいですね。

それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。