Hanbagu Blog

ゲーム系の情報を中心に更新中

【祝スイッチ版発売】ニーアオートマタをプレイすべき理由

さて、ニーアオートマタがスイッチでも発売されました。

突然ですが、あなたはまだ本作をプレイしていませんか?もしそうだったらぜひとも本記事を見てみてください!

今回は私のゲーム史に印象を残したニーアオートマタについて、4つの魅力を熱く語っていこうと思います。

それではどうぞ。

Twitterとこのブログを運営しています。お問い合わせはこちら

ニーアオートマタとは?


対応ハード PS4/5、XBOX ONEなど、PC、Switch

本作は2017年に発売され、今では全世界累計販売数が600万本を突破した非常に知名度の高いゲームになりました。

元々は「ニーア」というシリーズからきている作品で、前作にあたる「ニーアレプリカント」はPS3のソフトであること、そして少しクセがあるヨコオタロウ氏が描くストーリーであることからそこまで人気な作品とは言えなかったのですが、

本作「ニーアオートマタ」は同じヨコオタロウ氏が描くストーリーでも少し変わった切り口で描いたことによって、ストーリーに新たな面白みが生まれ、発売からだんだんと「これは神ゲーだ」などの評価が出てくるようになりました。

加えて、戦闘も前作と比べて強化。アクションに定評があるプラチナゲームズが開発に携わったことで戦闘にも面白みが生まれ、ゲーム性も大幅に上がりました。

そんな「ニーア」の革命作でもあるニーアオートマタの魅力について語っていきます。Switchユーザーだけでなく未プレイのPS4・PCユーザーなどの方々も見てみてくださいね〜!

ニーアオートマタが持つ4つの魅力


感情を知り、絶望し、争う哀しき機械同士の戦い

まずプレイすべき理由で最も挙げたかったのは、ストーリーです。

このストーリーが本作はめちゃくちゃ心に響いてきます。それも重い意味で。

アンドロイドと機械生命体からなる2つの勢力が、ある目的のために争っており、その争いの中でさまざまなことを知って学んでいく。というのは別にニーアオートマタでなくとも他のRPGの成長物語で楽しめると思いますが、

本作はそれにプラスで「焦燥・絶望・迷い・復讐・不安」の5つを取り入れた物語になっており、それが非常に胸に響いてくるんですよね。

何が胸に響くかというと、せっかく人の気持ちだとか“心”を知った、本来感情を持たないはずのアンドロイドや機械生命体が物語を進むにつれて簡単に死んでしまって、復讐するために争いが激化して、その争いでまた復讐心が芽生えて。

本当にどうしようもなくなってしまう焦燥感でいっぱいになるんですよね。「プレイヤーがやればやるほど」が重要です。

そして何よりもこれをヒューマンドラマとしてではなく、あくまでも機械同士の戦いで、誰もがとっつきやすい「アニメ」に近い映像作品として描いていることがすごいんです。

普通だったら現実の「人」で描くであろうことを感情を知らない「機械」で描くことで、物語への納得感が生まれていますし、「この機械はどんなことを思っているのだろうか」などと想像力にも踏み渡っています。

だからこそ物語を進めていくうちに、「もうこのゲーム進めたくないな(いい意味で)」だったり「どうしようもなくて泣きそうになる」と言う人が続出するのでしょう。かくいう私もそうでした。

あらゆる機械には何かしらの感情があって、それが最も分かりやすい形で描かれるアンドロイドにはそれぞれ壮絶な過去が用意されていて、その過去を知ったプレイヤーを複雑で言葉にできないような心情にさせる。本作はそういうことが魅力的であるのです。

2023年に一部アニメ化される本作ですが、ぜひともゲームをプレイしていく過程でその物語を多様に感じてほしいし、今までになかったような体験をしてもらいたいです。内容は変わらないかもしれないけれど、自分が間接的に2B(主人公)になって主観的に追っていく物語の方が100%楽しめると思います。

アクションゲーが苦手な人でもかっこいいアクションができる戦闘

プレイすべき理由の2つ目は、爽快でかっこいい戦闘ができることにあります。

他のRPGと同じように、遠距離射撃で様子を見て回避しつつ敵を斬っていくのがベターな戦い方なのですが、ジャスト回避(敵の攻撃に対してタイミングよく回避すること)した時のモーションが他のゲームにはないかっこよさを演出していて戦闘をより楽しくしているんですよね。

そして驚いたのが、このジャスト回避の判定が結構ゆるめということ。ですのでアクションゲームに不慣れな方でも比較的簡単にジャスト回避ができるんです。

また、敵とのレベル差が10ほどあってもキツいとは感じずらく、むしろ少し難しい無双ゲーというイメージを持っていただければなと思います。

ちなみにこの戦闘の手軽さ・かっこよさについては、以前テレビ朝日系列で放送された「テレビゲーム総選挙」にて伊集院光さんがこのように語っています。

伊集院光「年齢重ねてくるとアクションがすげぇ苦手になってくるから、アクション(ゲーム)がキツくなってくるのよ。」


「だけどニーアはアクションがそこまでキツくない上にストーリーがどう進むんだろうみたいな……。めちゃめちゃいい話で、もう映画にしてほしいぐらい。」

実を言うと私はアクションゲームが苦手ではないので、アクションに不慣れな人の気持ちがあまりわからないのですが、伊集院さんがこのように言うのであればアクションが苦手な人でも楽しく遊べると言っていいのではないでしょうか。

ゲームの遊びを拡張させる育成要素

育成要素も他のRPGと比べて非常にやりごたえがあって面白いです。

移動速度を上昇させるチップ(主人公はアンドロイドなのでチップというもので育成をします)やHPが0になっても復活できるチップなど便利なものはもちろんのこと

今どれだけ経験値があるのかを確認したり、釣りができる場所を表すHUDを自分で増やしていくことも可能です。アンドロイドの設定をうまく活かしているところに製作陣のセンスを感じますね。

また、主人公の育成だけでなく、その主人公のパートナーとして遠距離射撃を担当してくれるポッドにも多少なりとも育成要素があり、これをうまくこなすことで無限にジャンプができるようになったり、同じ高度のまま空を自由に飛ぶことも可能です。

それぞれのフィールドに合った心地よい音楽

私が今までやってきたゲームの中で1番「音楽」が素晴らしかったのはゼノブレイド2という作品なのですが、本作の音楽はそのゼノブレイド2さえ越えそうな神曲が豊富にありました。

正直音楽だけ聞いても「あっふ〜ん」となるだけなのでぜひともプレイして聞いてみてほしいですね。本作のまるで孤独であるかのような世界観に沿った、寂しくも包み込んでくれるような優しい音楽はプレイするからこそ感じられるものだと思います。

さまざまなフィールドを探索することが可能
ここの音楽もいいんですよね〜

ちなみに私が最も本作の音楽によって感情が揺さぶられたのはラストのエンディング曲です。あれは正直ゼノブレイド2の音楽を超えてきていて心の底から驚いた記憶があります。演出ともマッチしているので印象的です。


この記事ゼノブレイド2とニーアオートマタの共通する魅力について語っているから興味のある方は見てみてください


まとめ


  • 少し変わった価値観を持つヨコオタロウ氏だからこそ描けるストーリー
  • 爽快な戦闘はアクションが苦手な方でもOK
  • アンドロイドという設定をうまく使った面白い育成要素
  • どの音楽をとっても聞き応えあり

いかかでしたでしょうか?

私なりにニーアオートマタの魅力について語ることができたと思います。

スイッチ版が発売され、今ではPS4XBOX、PC、Switchとおそらく誰でもプレイすることができるようになったニーアオートマタ。

まだやっていない方は本当に惜しいです。ぜひともプレイしてみてください。

それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。