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「アサクリオデッセイ」は今プレイしても本当に面白いのか?ゲーマーがやってみたら……【名作レビュー】

筆者、どうやらアサシンクリードにハマったらしく、Steamセールで80%オフ?になっていた、

こちら「アサシンクリードオデッセイ」を購入しちゃいました。(もう十分にアサクリ信者になってしまった)

というわけで15時間ぐらいはプレイしてみたので、今ここでレビューしたいと思います。まぁ今更ながらプレイするので“2021年でも楽しめるのか?“って感じのレビューですね。

それではどうぞ。

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アサシンクリードオデッセイ|レビュー

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舞台は、紀元前430年の古代ギリシャ。主人公は男(アレクシオス)と女(カサンドラ)を選択できます。(アサクリシリーズでは初)

軽く50時間は余裕で遊べるほど広大なマップに、地中海の紀元前430年を感じさせる美しい光景が特徴で、ソクテラスやプラトンなど歴史学を学んだ人なら知っている人物が出るのが本作のヤバいところ。

また、衰退状態であったアサクリシリーズに再燃の息吹を吹きかけた一作でもあります。

この記事では、15時間ほどプレイした筆者が“2021年(もうすぐで2022だけど)でも本作は楽しめるのか?“というテーマでレビューを行いました。

それではさっそく良いところから話していきますね!

じっくりと観光したくなるフィールド

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ブログ用のため、全て画像は圧縮済のものです

まず、本作のすごいところとしては、狂気を感じるレベルでフィールドの作り込みが凄いという点。

例えば、ギリシャで1番大きい街であるアテナイという場所は、細かいディティールのこだわりがすごくて本当に美しい……。

ほら、見てくださいよ!ほんと綺麗でしょ!!

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だからこそじっくりと歩いて観光したくなる。アサクリといえばパルクールで爽快に街を駆け回りますが、このアテナイという街に関しては誰もがじっくりと建造物を見たくなると思います。


他にも歴史的建造物がたっくさんあるので、「あっこれ学校で学んだな」って思うこともしばしばあったり…笑


また、人々もしっかりと息づいていて生活感さえ感じるので、街が空虚に思うようなこともありません。

同じような砦や野営地がポツンポツンとあって飽きやすいのも事実ですが、筆者の個人的な意見を言うと、是非ともアテナイだけは見てみてほしい。


本当に感動すると思いますから!当時の街並みをこれでもかと再現しているのがとても好印象でした。


筆者がやってきたオープンワールドのフィールドの中では一位を争うほど、素晴らしい出来や美しさがあったぞ……


アサシンらしさを最小限までに減らした戦闘が良い

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本作は、暗殺なんてしなくてもゴリ押しで戦えるので、もはやアサシン要素がほとんどない戦闘になってしまっているのが本音ですが、

アビリティのおかげで、キャラ自身に自分の個性を反映することができ、戦闘がとても楽しいんです。


アビリティってなんですか?


このアビリティというのは、いわゆる“スキル“で、4つまで固有のユーモラスな技を使うことができます。

例えば、スパルタキックというアビリティは、敵を後ろへノックバックすることのできる技で、高いところから使えば“敵を落下ダメージで倒す“ことができますし、

他にも敵をスタンさせる技、盾を奪って遠くへ放り投げる技などがあります。


これらの技は戦闘の幅を広げ、プレイヤーは「これをこうすれば勝てるんじゃないか?」と想像力に直接語りかける要素となり、より没頭しやすくなるんですよね。

また、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのような、ジャスト回避をするとスローモーションになる仕様もあったりします。最後まで戦闘が作業にならない点は素晴らしいです。

復活した海戦の迫力がヤバい

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アサシンクリードの海戦といえば、ブラッグフラッグローグまではメイン要素としてありましたが、いつからかユニティが出た途端になくなってしまいました。

しかし、そんな“海戦”が非常に綺麗な古代ギリシャの海で復活を果たしたのです。

実際、海を航海してみると、流石と言わんばかりの美麗グラフィックなので、思わずため息が出てしまうのはもちろんのこと、

海戦はやや技のバリエーションは減ったとはいえ旋回制などがブラッグフラッグ・ローグよりも上がっているので、単調なものの楽しく感じる方が多いと思います。

本当に迫力だけはすごいですよ。特に船を真っ二つにした時の水飛沫の表現はリアルさながらでロマンがあります!

微妙なところ

レベル制を設けているため反復性が強い

前作オリジンズもそうでしたが、本作ではRPG性がより強くなったことでレベル制が設けられています。

そのため、レベルを上げるためにサブクエをこなすことになるのですが、どうしても“サブクエをこなす→レベルを上げる”の繰り返しが強調され、

反復性までもが強くなってしまっているので、レベル上げは結構飽きやすいです。

とはいえ、筆者は今まで数々のオフゲーをメインクエオンリーでクリアしてきた身なので、そのような感想が出るんだと思うんですよ。

なので元からサブクエもちょこちょこやる人であれば何の問題もないと思います。(多分……w)

征服戦争は少しリアリティーに欠ける

本作は、地域ごとにスパルタ兵orアテナイ兵の味方になって、大規模な戦争をすることができます。しかし、

戦争を名乗っているのに、人の規模が全然大したことないのでリアリティーに欠けるなーと思ったのが正直な感想です。ぶっちゃけバ○ルフィールドの方が戦争感あります。

更に言ってしまうと、別に戦争だからといって兵士をどんどん殺していくわけではないんですよね…w(“決められた敵+任意で敵兵を殺す“といった感じ)

なので、征服戦争である必要もない。つまり特別感も薄くなってしまっています。

せっかくなら「バッタバッタと敵を倒しまくる無双系に方向性を傾ければ楽しいのにな〜」なんて思いました。

まとめ|神ゲーか否か

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結論から言ってしまうと、本作は悪い点もありながら十分に神ゲーだと思います。

やはりグラフィックが美しい。海も陸も空も全てがリアリティーで、古代ギリシャの街並みはもはや観光ゲームを名乗って良いほどクオリティーが高くプレイヤーを引き込ませにきます。

そして、たった15時間でも先の話がどんどん気になるストーリーの良さも素晴らしい。早く全クリして本作の最期を見届けたいばかりです(全クリしたら際レビューしますね)。

まぁもちろんウィッチャー3などに比べれば“ストーリーの濃さ“というのは一歩劣りますが、フィールドの出来を考えるなら許容範囲だと思いますし、サクサクやれるので悪い風には全然思いません!

戦闘も4つのアビリティーから自分なりの“戦闘流“を作れるので、最強のスパルタ兵を目指して戦い続けられるモチベーションにも繋がっていいですね〜。

というわけで本作をオススメする人は“古代ギリシャの美しい景色を観光したい人”や“大人なゲームをじっくりとしたい人”が1番ぴったりだと思います!!

是非やってみてください!

それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。