さて、早いもので2021年も年の半分を終えました。
今年は任天堂やPS Studioなどから「スプラ3」「ゼノブレ3」「ゴットオブウォーラグナロク」など超大作ゲームの発売が決定していますが、
私個人として気になる・興味のあるソフトは下半期からの発売で、上半期に発売されたゲームで興味のあったものは数えるぐらいだったんですよね。
しかし、2022年に発売されたゲームでなくても、俗に言う“神ゲー”な作品はたくさんあり、この上半期は発売された年代に関わらずたくさんのゲームを遊べたと思います。
ということで今回はそんなゲームの中から、屈指の10作品をザックリではありますが紹介していきます!
先に言っておくと、本記事は特定の作品だけを特別視したり蔑むようなことはなく、私個人が感じた作品ごとの感想を書いたもの。つまり一般的な評価からランキングを作成しているわけではないのでご注意ください。
あくまでも私が2020年上半期に遊んできて本当に満足したゲームだけを紹介します!
それではどうぞ。
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私的2022年上半期ゲームランキング
プレイ時間が一番多かったのは……
アセットコルサ(3位)
ユーモアな体験を提供してくれたのは……
グラビティデイズ(4位)
上半期で1番良かったゲームだったのは……
それでは9位〜1位までのランキングをご覧ください。
9位:The Hunter Call Of Wild
「一度だけでいいから動物を狩ってみたい…」
そんな願望を叶えてくれたのが「The Hunter」でした。
現実さながらの動物のシミュレーションのクオリティーはさることながら、狩猟をしていくフィールドはThe・自然という感じで癒やされる。
しかし、リアルに忠実だからこそ、動物を狩猟するためのハンドガンやスナイパーはCODやBFなどの有名FPSとは比にならないほど難しい。
だから最初は思わず投げ出しそうになりました。せっかく動物を見つけたと思ったら、音や匂いで気づかれて逃げられる。
いざ近くにいって狩ろうと思っても、狙うのに一苦労で、当てたとしても致命的ヒットにはならず逃げられたり……。正直慣れていないときはそんなことばかりです。
しかし、これが徐々に慣れてくると、その豊かな大地を静かに移動し、動物をスマートに仕留める。この一連の動作がどんどん楽しくなってくるんですよね。
こんな体験をゲームで味わえれるのは衝撃的でした。
マルチプレイヤーにも対応しているので、たとえば友達やゲーマー仲間と雑談しながら狩猟を楽しむこともできます。
ただし、どれだけ上達しても動物一匹を狩るには最低5分はかかりますし、何よりも"待つ"ことが大切なゲームなので、時間に余裕のある大人向けな作品と言えるでしょう。
8位:キングダムハーツ3 Cloud Version
Nintendo Switchからリリースされた本作はリリース当初や4月ごろはサーバーがダウンし、ユーザーからの不満があがりプチ炎上していました。
またその炎上に油を注ぐかのように、プレイヤーに喧嘩を売るようなスクエニのサポートセンターも酷かったと思います。
例えば、私がサポートセンターに連絡したとき、「対処法はいいのでサーバーの状態を教えてください」と記述してみたところ
まともに読んでいないのか、送らなくていいと言ったのにも関わらず対処法を送ってきました。正直かなり酷いです。
キングダムハーツスイッチ版、2回目の問い合わせの返信が来ました
— ハンバグ@ゲームブロガー (@Hanbagu_Blogger) 2022年3月27日
まさか本当に対処法送ってくるとは思わなかった、これだからスクエニは信頼をどんどん失くすんだよ https://t.co/jNqdBMdSUl pic.twitter.com/yPbHUwFU76
だから本音としては8位にはしたくないのですが、内容としてはディズニーとスクエニの名を語るにふさわしいクオリティーで、感動しましたし面白かったのでランクインしました。
ストーリーやフィールドの出来がいいことは言わずもがなですが、戦闘に関しては特にユーモアで溢れていて、本作だからこそ味わえる要素になっていますから全クリまで飽きないと思います。
また、アナと雪の女王など最新のディズニー映画とコラボする場面もありますから必見ですよ!
個人的な意見としては、クラウドバージョンではなく、ちゃんと移植してほしかったなぁとは思ったりしますが^^;
7位:フォルツァホライゾン5
もはやこのゲームの凄さは私が語るまでもないでしょう。
緻密に作られたメキシコのマップを舞台に、前作からパワーアップしたグラフィックで、自由に好きな車でドライブやレースをすることができます。
ただただ車を運転するだけでなく、リバリーやストーリー的なものも存在するので、やりごたえはバッチリです。
また、Xbox Game Passの含まれているタイトルなので、最安値だと100円でプレイをすることができるという敷地の低さも魅力的。今なら3ヶ月100円なのでコスパお化けです。
まぁ本音を言えば、前作フォルツァホライゾン4と変わったところがそんなにないところが惜しい点ですが、
変な方向へ路線変更をせずに済んでいるのでフォルツァ特有の楽しさは本作でも味わえると思います。
6位:The Crew2
ちまたでは、クソゲー扱いされることもあるThe Crew2ですが
車の高いカスタマイズを保ちながら、自由にドライブすることができる、まさにNFSととForzaを足したようなゲーム性は筆者にとても合っていました。
舞台は前作から変わらず、アメリカ大陸なので、前作プレイ済みのプレイヤーは代わり映えがしないかもしれませんが、
未だに行われるアップデートや車以外の乗り物のおかげで、しっかりと1と2を別作品として分別できているところが印象的です。
もちろんアメリカ大陸を自由に運転できるので、たとえば自由の女神など有名な建築物を拝むこともできますし、有名サーキット「ラグナセカ」もあります!
筆者としてはThe Crew3 を出してほしいところではありますが、まぁ開発元が忙しいんでしょうね…笑
5位:アセットコルサ
知る人ぞ知る、神レースゲームが「アセットコルサ」です。
一時期は『グラフィックのグランツーリスモ』と『リアルのアセットコルサ』と言われたほど、注目されたゲームで
PC版では、今でもMODが作られるなど「2014年に発売したとは思えないゲーム」であることは間違いありません。
私はめんどくさいが故にMOD入れずにプレイしましたが、圧倒的なエンジンサウンドと運転する楽しさを最大限に感じさせる素晴らしい挙動には感動を覚えました。
それにMODを入れずともDLCが豊富にあるので、物足りない感はなかったですね。つまり、MODを導入できないPS4でも楽しく遊べるというわけです。
蛇足ではありますが、不満点としてはPC版に限ると全部英語表記になったり、完全なシミュレータに振り切っていて操作方法の説明が一切ないところかなと。まぁむしろそれしかないのですが(笑)
4位:グラビティデイズ
君は"空に落ちた"ことはあるだろうか。
間違いなく今年の上半期で一番ユーモアで新鮮な体験をさせてくれたのは、このグラビティデイズだと思います。
もちろん体験型のソフトであるThe Hunter(10位)も素晴らしかったのですが、本作はそういう独特な体験をまさかの携帯機で出来たことが本当にすごかった。
PSvitaの限界を活かしたグラフィックで、描かれる街を重力を変幻自在に変えてスタイリッシュに移動することが出来たり、
漫画風に進行するストーリーも、次作「グラビティデイズ2」ありきのものにはなっていますが、正直それはYouTubeなどで補えばいいだけなので私はあまり気になりませんでした。
戦闘も最初のうちは慣れず、あまり面白味のない形になってはいますが、やり込めばやり込むほどに戦闘のバリエーションも増えてくるのでRPGとしての面白さもしっかりとあるのが特徴ですね。
ただ、これだけいいゲームなのに本作を知らなかった人は私を含めて多くいると思います。おそらく、今回のランキングで紹介するソフトの中で1番知名度が低いと言えるでしょう。
その要因としては、PS VITAで発売してしまったことや年代的な問題が挙げられます。本当に作り込まれた良いゲームなのにそれだけが惜しいと思います…。
ただ今ならPS4に移植されているので、是非ともやってみてほしいです!
>>レビュー記事公開予定
3位:デスストランディング
正直このゲームは、“ゲームをやっている“という感覚はあまりなくて、“10時間に及ぶ大作映画を見ている“という感覚の方が大きかった。
メタルギアの生みの親、小島秀夫がKONAMIを退社後に自身の会社で初めてリリースした傑作が「デスストランディング」です。
主人公のサムはアメリカの「伝説の配達人」と呼ばれており、必然的にプレイヤーがこのゲームで行うことは「配達」が主になるので、初見では「なんだこのゲーム、つまんない」と思う方も少なくはありません。
実際として発売当初は「配達することの何が楽しいだ」と言われることもしばしば。
しかし、ゲームをクリア後、ユーザーから挙がったこれらの感想は一変します。最後の最後で明かされる衝撃の事実、そして長かったゲームの終わりにふさわしいラストシーン。
ゲーム性に関しても、配達は物語が進むにつれ、自由度を増していき、どんな行き方でどんな方法で行ってもいいので楽しさが身をもってわかってきます。
もちろん全クリ後のユーザーの感想は「面白くない」という言葉が出ることがほとんどなく、「間違いなく傑作だ」と言わしめています。
私としてもエンディングが流れていた時に「あぁ、最後までプレイして本当によかった」と初めて思えるゲームになったと思いますし、
ゲーム性を求めてプレイする方にとっては、序盤だけをとってみれば合わないと思いますが、ストーリーを重視する方には本当におすすめしたいRPGの傑作です。
2位:アセットコルサ コンペティツィオーネ
第5位で紹介した「アセットコルサ」がGT公式のゲームとして進化したのが、「アセットコルサコンペティツィオーネ(以下略:ACC)」です。
前作の“走る楽しさ“は引き継ぎつつ、本物のリアルレースを模したチャンピオンシップやキャリアモードなど、ゲーム性も大幅に改善されており
今年遊んだレースゲームの中では1番楽しいと思える作品になったと思います。
大幅にクオリティアップした、グラフィック・エンジンサウンド・車のモデリングを初めて見て聴いたときには本当に感動しました。こんなにもリアルなのか!?と。
また、オンラインレースも充実しており、ちゃんとゲームを進めないと大人数のレースに参加できないことだけが痛手ですが、
レースのマナーを守り知らない人たちを競い合う楽しさもあって、一時期は寝不足になるほどプレイしてしまいました。
ちなみに、私はハンコンを置く環境がないためパッドでやっていますがプレイ自体はちゃんと出来ます。まぁハンコンがあるに越したことはないですけどね!(^^;
1位:メタルギアソリッド ピースウォーカー
記念すべき第一位は「メタルギアソリッドピースウォーカー(以下略:MGS PW)」。
正直なところ、このMGS PWとACC(2位)のどちらを1位にしようかずっと迷っていました。
なぜなら、どちらもいい作品に変わりはないし、どちらも大体同じぐらいの良いところ・悪いところがあって本当に選び難かったからです。
しかしMGS PWの発売ハードがPSPであること、対してACCの発売ハードがPCなことを考慮したとき、
「PSPで発売したゲームが最新PCゲームと比べられるクオリティーなら、それはもう1位でいいのではないか」と思ったわけです。
なのでこのMGS PWを2022年上半期ゲームランキングの1位にランクインしました。
言わずもがな、有名なメタルギアソリッドシリーズの7作品目で、ちょうど小学生時代にプレイしていた20代ごろの方々ならピンと来る作品なのではないでしょうか。
私としては本作がメタルギアソリッドシリーズに初めて触れる作品になったのですが、「なんで今までプレイしてこなかったのだろう」と思ったほど高い完成度に驚かされました。
アサクリシリーズとは違った、潜伏型のステルスゲームで、いろいろな立ち回りでミッションをこなすことができるので、たとえ同じマップが何回も続いても飽きることがなかったですし
グラビティデイズ(4位)のような漫画風な挿絵で描かれるストーリー(たまにCGシーンもある)は、核の抑止について語っていて、かなり挑戦的なイメージを持ちました。
ちなみに以前、TwitterでMGS PWを始めた〜と言う趣旨でツイートをしたところ、軽くバズったので今でも人気な一作なんだなぁと感じます。
最近はPS VITAで遊ぶ機会が多く、1000円ぐらいで売っていたMGSPWを試しに買ってみたんですけど
— ハンバグ@ゲームブロガー (@Hanbagu_Blogger) 2022年5月10日
これマジやべぇですわ……楽しすぎて時間が溶ける溶ける…。
というかメタルギアってこんなに面白かったんですね、2と3がセットになったやつも買おうかしら🤔 pic.twitter.com/FSHtKZzrFB
今からプレイするのは少しだけハードルが高いかもしれませんが、PS3やPSVITA、PSPを持っている方はプレイしてみてはどうでしょうか?
発売年が2010年、かつ発売ハードがPSPなのに最新ゲームと比べられる高いクオリティーを是非とも味わってほしいです。
>>レビュ記事公開予定
締めくくり
というわけでいかがだったでしょうか。
最新ゲームはほとんどなく、どちらかといえば古めのゲームを多く紹介した印象を書いた私でさえも持ちましたが
たとえ古くても、面白く楽しませてくれるような本当にすごいゲームに出会えたんだなぁと感じています。
冒頭でも言ったとおり、どうしても筆者は今年の上半期に発売されたゲームのほとんどに興味を感じることがなかったことが残念ではありますが、
下半期に発売されるゼノブレ3、ゴットオブウォー ラグナロクなどは本当に期待の一作ですので、是非ともプレイしてみたいですね!
(ゴッドオブウォー ラグナロクは前作をやってからにするかも…笑(※追記 現在プレイしています))
ちなみに今回紹介したゲームの中には、PS PlusやXBOX Game Passに対応している「グラビティデイズ」「FH5(略)」「ザクルー2」「デススト(略)」もありますから、
もしもサービスに加入しているようなら、ぜひ追加費用なしでプレイしてみてください!
それではここまで見ていただきありがとうございました。参考になれば幸いです。